沢崎のお茶屋さん

富山へ来るまで お茶っぱというものを
お店では買ったことがなかった
お茶は 裏の畑のぐるりに植え込まれていて

摘んで 蒸して お茶にしていたからだ
(でも その一連の作業を
 私は学校に行っているからという理由だけで
 手伝いを免除されていた気がする)

家の作業ならば 理由などつけず
子供にはさせたほうが良い
おとなになって 反省を込めてそうおもうが
後からなら なんとでも言えるだろう

家で飲んでいた味に近い お茶をもとめたら
安い金額のお茶ではなかったことを知った
スーパーマーケットでは
買えない味だということもわかった

以来お茶は お茶屋さんでもとめるに限り
100㌘あたり 300円台でも
お茶屋さんの お茶なら美味しい

100㌘ 千円以上をだして
ようやく里の味に近いとおもう

お茶は 旧福野の沢崎茶舗で買っている
お茶屋さんなら あたりまえなんだろうが
そこには お茶のお道具 茶室のしつらえにも係る道具が
美しく 美術品のように鎮座し

その ひとつひとつの品を見渡して
ため息をついてから おもむろに
いつもの お茶を買うのが習いになっている

沢崎のお茶屋さん_b0062748_1811222.jpg

茶室に入るまえの ふるまいのお茶用だって聞いて 
うっとりした気分で買ってしまった
ひとつ 1,000円(消費税別途)なり
by f-sekkou | 2012-04-27 18:17 | マイブーム


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