地域ブランド

九谷焼。九谷五彩 渋みのある黄、緑、朱、紫、青。
とても高価だから なかなか自分では買えない。

2寸ほどのままごとみたいな大きさの小皿に その大きさに合うほどの
小さなれんげ、その組み合わせで九谷焼を5客 
何年か前 金沢で買ったことがある。
日常使いに買ったつもりが あまりにかわいらしく、もったいなく
結局 茶箪笥に飾って見て楽しんでいる。

九谷の生地で焼き上げ 染付けたものを
本来の九谷焼としよう、という考え方と
焼き上げまでは 廉価な他の土で製作し
色付けを九谷五彩で仕上げる それらも
今まで同様 九谷焼と称してもいいでしょう?という考え方。

確かに九谷焼という商号を使えなくなれば
売り上げにも大きく響くと予想できる。
不況をつくるようなものだ。

でも そうだったんだ、ってわかった。
たまに量販店で出会う品々に
九谷焼と表示されているのに
その色合いに違和感をかんじ 値段も私でも買える程だったのが。

いま、今、ではなくずっと先 長い目で考える。
文化を受け継いで 次に手渡す、その意味で 
九谷焼と九谷焼風とに判別してもいいのではないか。

賢い消費者は きちんと使い分けをして
楽しく買い物するんじゃないかしら。
そういう信頼関係もあるんじゃないかしら。
by f-sekkou | 2005-12-12 20:35 | お商売


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