余裕だ

8/1 19時開演にむけて 夫もわたしも
埃だらけだったので 顔を洗ったり服を着替えたりして
あわただしく 会場へと車を走らせた。

南砺市井波(いなみ)の文化会館で
かの武田鉄也氏率いる 海援隊のコンサートがあったのだ。

コンサートに行く、なんて優雅なことだろう。
その行為だけで 自分にうっとりだ。

先刻まで 石を切削する工場内で 砂塵ととともに
就労していたことなぞ どうだ、微塵もないではないか?

武田さんの 洒脱なお話を聞きたくって行ったようなものだから
正直 歌は二の次だった。が、実際
新しい歌から 懐かしい歌まで聴いていると
なんだかとても心地よく

『おもえば遠くへ来たもんだ』の歌のときには
その言葉、オモエバ トオクヘキタモンダの歌詞のところだけ
聴衆の我々も一緒に声を合わせて歌う。

田舎でのコンサートを 2002年から始められたとお話されて
市町村合併前の人口1,200人の村を訪ねたときは
600人ほどが集まり そのときの村長さんが
立って歩けるものは みな来ましたっ、声音をまねるように
話されたのがおもしろかったですが 小さな場所で
こうしてお歌を歌う、余裕を感じた気がして悪くなかったな。

余裕は つくるもの。あくせくした日々があるからこそ
このひとときは くつろごう、そう思える。
・・くつろごう、なんて意識することが貧乏くさいとも言えるけど・・・

わたしはともかく
『海援隊』に 余裕を感じて 悪くないコンサートだったのです。
by f-sekkou | 2007-08-03 17:46 | 日常


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