石屋

何日か前の 朝日新聞の投稿欄 
『声』に載っていた。

亡くなった夫は わたしがこのお墓に
納骨したのだから 確かに彼はここにいる。
決して 風となって吹かれてなどいない・・

『千の風になって』の歌声に 
この女性のように 耳をふさぎたくなる方が おいでる、
意外なことにも思い 
人を亡くされた方の悲しみは それぞれなのだとも思った。

こういう方ばかりだったら
石屋の商売も成り立つなぁ なぞと
正直 不謹慎にも思ったのだが

花の咲く樹木の下に お骨を埋めたり
山や海に 撒骨したりと
<埋葬>は 亡き人を偲ぶ方々にゆだねられる。

石油と一緒で 石材も
いずれは枯渇する類だろうし
石を山から削り取ることは そこにある自然を
破壊していることでもあるだろう。

「なんだかなぁ・・」・・である。
by f-sekkou | 2008-04-09 10:49 | お商売


株式会社福光石工


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