電話

携帯電話やメールがあっても 親との遠距離通話には
やはり 受話器を通しての会話の方が
こころに届くようにおもう。

『盆まえ』の気ぜわしさの中でも ふっと
体調をくずしている父は どうしているだろう
波間から顔をだしては 仰ぐように里をおもうが

電話をかけるつど その声音の変化に
不安と安堵と左右されるだけで
何の力にも見舞いにもなっていない。

親にとっては そのように頼りないのだが

わたしにとっては 熱で喉が荒れている声でも
父の声であり 受話器を置いた後から
その声に ありがたいとおもい

多分に疲れのせいだろう
泣きたい気分になってくる。
by f-sekkou | 2008-08-05 16:15 | ひとりごつ


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